手のリハビリ ハンドセラピィって何?|まえだ整形外科・手のクリニック|東京都杉並区にある手外科・整形外科

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手肘疾患の解説ページ(ブログ)

手のリハビリ ハンドセラピィって何?|まえだ整形外科・手のクリニック|東京都杉並区にある手外科・整形外科

手のリハビリ ハンドセラピィって何?

当クリニックでは、手術や注射などの治療だけでなく、手のリハビリであるハンドセラピィに力を入れています。「手のリハビリなんてあるの?」と思われる方が多いかもしれません。

リハビリと聞くと、起き上がったり、歩いたりといった移動に関するものや、スポーツ復帰のためのトレーニングをイメージされる方が多いと思います。

手はサイズは小さいですが、骨・関節・筋肉が集まった運動器官であり、また神経が密集しており、感覚も非常に重要な要素となります。

手は非常に緻密で繊細な構造をしていますので、リハビリには、身体の他の部分とは異なるアプローチが必要です。このリハビリを、専門的知識・技術により行うのがハンドセラピィです。

当クリニックでは、手や肘のリハビリを専門とするハンドセラピスト(作業療法士)が在籍しており(常勤2名、非常勤3名)、様々なリハビリを提供しています(予約制)。

特に力を入れているのが、スプリント(装具)治療です。スプリントには、患部の安静だけでなく、変形の矯正や予防といった機能をもつものもあり、様々な種類があります。

母指CM関節症用
ヘバーデン結節用
拘縮矯正用

装具というと、義肢装具士が型取りをして作成するものが一般的ですが、当クリニックでは、スプリントもリハビリの一環として考えており、患者さんの手の状態にあわせ、オーダーメイドで作成しています。

治療の経過で手の状態は変化していきますが、リハビリを担当するハンドセラピストが、医師と連携しながら、その都度評価を行い、スプリントの修正や変更がその場で可能であることが利点です。

手術しか方法がないと言われている方も、ハンドセラピィで改善する可能性があります。当クリニックへ一度ご相談ください。

各病気・ケガのハンドセラピィについては、他のブログで紹介していきます。

※当院では月に一度リハビリテーション総合実施計画書を作成しております。患者さん個々の状態、リハビリの実施状況、今後の計画等を記載していきますので、リハビリの際に内容をご確認いただき、ご署名を頂く事となっております。何卒ご協力いただけますよう、お願い申し上げます。

(文責:院長)

前田 利雄

記事監修

院長 前田 利雄
(まえだ としお)

  • 昭和大学医学部卒 医学博士
  • 日本手外科学会認定 手外科専門医・指導医